個性って、どうやって育てたらいいんだろう

6年ほど前、

NHK「クローズアップ現代」で、アメリカのIT最先端企業に勤める精鋭たちが、自分たちのこどもをヴァルドルフ(シュタイナー)学校に通わせているという特集がありました。

 

ITの超専門家たちが、こどもにデジタル機器を使わせない生活をしているというニュースでした。

 

ITに通じることの前に、人として育んでおくものがある。

 

おそらく彼らがその考えのもとに下したのがわが子をシュタイナー学校に通わせることだったといえます。

 

そして近年、黒柳徹子さんの自叙伝『窓ぎわのトットちゃん』が世界的な大ブレーク中で、

そこに描かれている黒柳さんのこども時代にフォーカスがあたっています。

 

個性をそのまま受け止め。

認め、こどもの世界におとながずかずかと介入しすぎない・・

 

そう、まさにシュタイナー教育と同じ考え方です。

 

黒柳さんは当時のことを、「自分の人生をつくってくれた場所」と表現されているほどに、

幼い頃の大人のあり方や教育の大事さを実感したと話されています。

 

個性って、みんな伸ばしてあげたいというけれど、正しくはどうやって伸ばせるのかわからない・・

 

何でも言うことを聞く??

何でもダメと言わずやらせる??

 

・・ちょっと違う気がしますよね。

 

でも専門的な知識とスキルをもって、人としてのありかた、個人としての才能、をきちんと育んであげることはできます。

 

こどもに向き合うときにまず最初に何より大事なのは、こども一人一人と揺るぎない信頼関係を結ぶことなんですよね。

 

自分をきちんとわかってくれている、という安心感。

 

これがないとどんな教えもこどもに入ってはいかないですね。

 

私たちの園ではそれができていることが一番の特徴かなと思います。

 

どのこどもも、クラスの真ん中に立つ担任の先生と、個別に強い絆を結んでいる。

 

これはありそうで、現実にはなかなかないものだと思います。

 

ゆるぎない安心感と信頼関係を基盤に、こどもたちは自由に伸び伸びと活動を繰り広げている光景。

 

暖かな空気の中で思う存分過ごした幼児期を携えて、小学校に巣立っていきます。

 

学校ではオール5を取っていたり

科学が大好きになっていたり

歴史をどんどん深めていたり

運動会で毎年リレーの選手になっていたり…

 

結構楽しんでいると卒園児の保護者様から聞いています。

 

これは本当に素晴らしいことだと、あらためて思う次第です。

 

もし、お子さんの入園先について検討されているなら、これからちょうど入園説明会を開催しますので、ご参加になりませんか?

 

7月12日が第1回目の入園説明会です。

21~23時という遅い時間ですが、zoomで開催します。

ご夫婦おそろいでご参加もいただけそうかなと思っています。

 

画面越しですがお目にかかれるのを楽しみにお待ちしています!