数年前になりますが、NHK番組「プロフェッショナル~仕事の流儀~」で少年野球チームの監督が話されていた言葉が印象的でした。
「好奇心のまま大人にしてあげたらいい」
こどもは本来好奇心のかたまり・・のはず。
でもそれを発揮できる場面や機会が激減しているのが、現代の社会。
その野球チームも、セオリー通りの練習をしていた時期、チームは強かったけれどこどもたちは野球を苦しんでやっていた。
でも、あるきっかけで、こどもがワクワクする練習に変えたら野球を楽しめるようになった。
もちろん毎年全国大会に出る強豪チームのままです。
その「ワクワク」とは、単に楽しいだけのことではなくて、丸太の上を走って、落ちたらケガする~と言うドキドキもまたワクワクなのだと。
ケガする前に大人が止めているから、こどもはワクワクを体験しきれないで大きくなっていく。そんなワクワクが好奇心を刺激して、どんどん自主的に考えて動くようになって・・
大人にたとえると、一人一人のこどもが「起業家」のように、自分で考えて動くチームになっていた。
と話されていました。
その好奇心をそのまま持って大人にならせてあげるだけでいい。
あとは自分でやっていく。
もうすごく賛同したわけです。
シュタイナー教育もその考えとまったく同じですから、本当にそう思います。
こどもを「生かす」日々のあり方、教育というもののあり方
について見つめ直していきたいですね。