【こどもは大人次第】
いつも自戒を込めて思うのは、
「こどもは大人次第」
ということ。
力関係からすると、
ダントツ大人のほうが強いわけです。
だからどうしても
「こどもをどうにかしよう」
としてしまう。
それはもちろん、
親としての愛情から発しているものであり、
こどもをきちんとした人に育てたいという
熱い思いから出ているものです。
でも、その責任感は維持しつつも、
ちょっと一旦立ち止まってみませんか?
朝、忙しい時に「やだー!!」を連発して動いてくれな
いとき、
◆あなたはどんな表情をしているでしょう?
◆そもそも毎日同じ時間の流れが定着していますか?
◆突発的に「今日はこうするよ!」といきなり違う動き
にもっていったりしていませんか?
◆全体の流れを見込んで時間にゆとりをもたせてありま
すか?
最後のきめゼリフ
「もう知らないよ!」
とか、口にしていませんか? 笑
このところのお子さんとのやりとりを
ちょっと思い返してみてください。
・・・
いかがでしょう?
いつの間にかこどもと同じ土俵にたってしまって
全力でこどもをなぎ倒そう(苦笑)
とする大人の像が目に浮かんだ人はちょっと注意です(^^;
ちょっと抽象的な言い方ですが、
「こどもは空気で育てる」
とイメージするといいかもしれません。
こどもをスムーズに促したいなら、
そうできる空気にしておく。
夢中に遊んでもらいたいなら
そうできる空気で満たしておく。
ここで言う「空気」とは、
相手の心情を読む、というような
大人に対して使う「空気を読む」ような意味合いではな
いです。
本当の空気感。
あなたとこどもの間に満ちている空気感。
それってどうやったら作れるの??
というかたもおられますね。
答えは簡単。
「あなたの内面的な姿勢」
を整えれば空気は理想的なものになっていきます。
「食べなさい!」
「やりなさい!」
「それはだめ!」
「そっちは行かない!」
「それは触らないで!」
・・
などは<空気が薄い時>に出てくる言葉たち。